人生とは壮大な茶番劇|ポジくまのブログ

人生は壮大な茶番劇。なんでもやりたがりの好奇心の塊のただひたすらポジティブなだけの50代のオッサン。そんな変人の毎日をいかに楽しむかを真剣に考えるブログです。戦わず、争わず、楽しく生きる方法を探究しています。自称親バカ日本一。100歳まで生きてこの国の行く末を見てみたい。一度きりの人生を目一杯、楽しくおかしく過ごすヒントを提供できたらいいな。

逃げるが勝ち。

メンタルが強いと言われるけど

くまさんは何でそんなにメンタルが強いの?と聞かれることがままあります。自分ではむしろ弱いんじゃないかと思ってます。実際にビビりだし、お化け屋敷は大嫌いだし、大声で怒鳴られるのも苦手です。全然強くはないのですが、周りからはなぜかそう見えるようです。

なぜそう見えるのか?ひとことで簡単に言うならば、「それって命まで取られることはないだろう」って思えるからですかね。

1億の借金にしても、命まで取られることではないです。別に刑事事件ではないし、刑務所へ入る訳でもないし、死刑になることはありません。まぁ、民事では一応事件として裁判にはなり、ブラックになり与信は通らないのでそれなりのハンデは背負いますが。

例えば、仕事でとんでもなく大きな失敗をしたところで、出入り禁止や取引停止など、会社対会社でのペナルティがあったり、個人的には減給や最悪の場合は解雇などの厳しい処分が下されることもあるかもしれません。

ただ、それでも命まで取られるほどのことではない訳ですよね。と、説明すると「それは極論であって、みんなそんな簡単に割り切れないですよ。くまさんは気が楽でいいですね」とほとんどの方はどちらかというとあきれ気味に仰います。

まったくその通りです。みんなそんなに割り切れないんですよね。だから悩むんですよね。ただ、ボクにはそれが簡単に割り切れる、たいして悩まなずにすむようになった経験があるんです。

その経験とは?

その経験とは、高校1年の時に部活で先輩にイジメられたことです。ある強豪校へ進学し、どういう訳だかその高校だけは、相撲界でいうかわいがりが当時は全盛期でした。歴代の先輩から後輩へと何十年も引き継がれてきた伝統でした。
ほかの同級生は耐えてましたが、僕はあまりにも理不尽で納得できず(ほかの誰も納得はしてなかったと思いますが)に1年足らずで退部しました。ひとりだけ逃げ出したんです。

令和の時代にこんなことやってたら、完全にブラック部活で即廃部、顧問と上級生は傷害罪でみんな逮捕になりますが、この時ばかりは本当に命の危機を感じました。このままだと絶対に死ぬまであるなと。実際に県内のほかの高校では練習中に亡くなった部員もいました。(死因は不明ですが)

退部した後、先輩に行き会うと殴られたり蹴られたりもしました。顧問にはひとりだけさっさと退部したので恨みがあったのでしょう、授業中に濡れ衣を着せられ、30発も殴られもしました。口の中が切れて、その後1週間なにも食べることができずに5キロやせた記憶があります。

この経験が今の自分の根底にあり「命まで取られなければ絶対に大丈夫、もし取られそうになったらとっとと逃げる」という自信になっています。これが僕のメンタルの強みに当たる訳です。

逃げるが勝ち

簡単に言うと、逃げるが勝ちってことになります。戦って勝てない相手とは勝負しないこと。また、勝つ可能性があってもあえて戦わない選択をするということ。

これが気になる異性の場合は、勇気を出して告白し、もしフラれたら縁がなかったということで、別の女性にアタックするということになります。

仕事で考えるなら、反りが合わない上司に対し、いつまでも耐えるのではなく、ダメと思ったら転職を検討する。

もしも学校でいじめられてるのであれば、とっとと逃げるべきです。そこはあなたの居場所ではないですから。

逃げる前に必要なこと

逃げる前には最低限の準備をしましょう。

  • 自分が何をしたいのか?
  • 自分の強み(特技)は何か?
  • 居心地がいいときは何をしてる時か?
  • 何をしてる時が一番楽しいか?

それを意識し、ノートに書き出してみましょう。 ボクの場合は、人と接することが好き、また体を動かすのが好きだったので、居酒屋やら工事現場やらでバイトを一所懸命頑張りました。幸いにもバイト先の社員さんにいろいろと面倒を見てもらえました。

まとめ

  • 辛かったら、逃げるという選択肢がある。戦うよりもはるかに効率がいい。
  • 逃げる前には準備をしておくとよい。自分の強みや特技、やりたいこと、楽しいことをノートに書き出してみる。
  • 自分が輝く場所は必ずある。今はまだそれが気付いていなかったり、見つかっていないだけだけ。

逃げるが勝ち、という選択肢があることを忘れないで下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
それでは今日はこの辺で。