人間誰しも、一度は苦手な人とどう付き合うべきか悩んだことがあると思います。特に職場や学校では、そのような状況から逃げることが難しいことも多いです。
でも、苦手な人との関係をうまくやりくりすることができれば、ストレスを軽減できるだけでなく、自分自身の成長にもつながるんですが、やっぱり嫌なものは嫌です。
けど、嫌だというだけで回避することもなかなか難しいので、今日はどうやって苦手な人と賢く付き合っていけばいいか?についてのお話。
苦手な人との間に共通点を見つける
まず、苦手な人との間に少しでも共通点を見つけることが大切です。共通点を見つけることで、お互いの理解が深まり、苦手意識が少しずつ薄れていくことがあります。
例えば「同じ趣味を持っている」とか「同じドラマを見ている」とか、どんなに小さなことでも共通点が見つかると、それをきっかけに自然な会話が生まれます。
実際、職場の同僚で苦手だったAさんが、実は同じ犬種を飼っていることがわかってから会話が弾んで、いつの間にか仲良くなったという話もあります。小さな共通点でも、その影響は意外と大きいんです。
また、趣味が全く異なる同僚でも、たまたま同じカフェに行っていることがきっかけで、次第にお互いの意見を尊重できるようになったという例もあります。こうした小さな一歩から、苦手な人との距離を縮めることができるんですね。
私の場合は、元請の超パワハラ部長にさんざんいじめられてきましたが、お互い横浜ベイスターズファンだということが分かり、一気に意気投合して、それからはいろいろとよくしてもらったという経験があります。
距離感を適切に保つ
次に、苦手な人とは適度な距離感を保つことも大切です。あまりに近づきすぎると、どうしてもストレスが溜まってしまいますよね。
心理学的に見ても、「適度な距離感」を保つことは、相手に対する過剰なストレスを避け、健康的な関係を築くために重要だと言われています。あえて一定の距離を保つことで、自分の心の安定を守ることができます。
例えば、ある上司が苦手なBさんとは、必要な会話だけにとどめて過度に近寄らないようにしたことで、仕事上のストレスがかなり軽減されたという話があります。無理に仲良くなる必要はなく、適切な距離感を重視することが、むしろ健全な関係を保つためには効果的です。
また、苦手な人と無理に仲良くなろうとすると、逆にストレスが増えることもあります。無理をせず、礼儀を持って適切な距離感を維持することが大切なんですね。
心理学的アプローチでポジティブな視点を持つ
最後に、苦手な人に対してポジティブな視点を持つことも大切です。例えば「リフレーミング」という方法を使って、物事を違う視点から捉えるのも一つの手です。
苦手な人のことを単に「厄介な人」と思うのではなく、「自分を試してくれる存在」とリフレーミングすることで、ストレスが軽減されることがあります。
かつて苦手だった同僚を「自分の忍耐力を高める相手」と見直したら、ストレスが減り、仕事での連携もうまくいくようになった経験もあります。このように視点を変えるだけで、ネガティブな感情が和らぎます。
また、苦手な人にも感謝の気持ちを持つことが有効です。「彼がいるおかげで、自分は成長できる」と考えることで、ポジティブな感情が引き出されて、結果として相手への苦手意識が和らいでいきます。
例えば、厳しい上司に対しても、「この厳しさがあるから自分は成長できる」と感謝することで、関係が改善されたという例もあります。
苦手な人との付き合い方には、共通点を見つけたり、適切な距離を保ったり、ポジティブな視点を持つことがとても有効です。それによって、ストレスを軽減しながら健全な人間関係を築くことができます。
皆さんも、苦手な人との関係で何か実践していることはありますか?もしよければコメント欄で教えてくださいね!