人って、ついつい他人の評価を気にしちゃう生き物。私たちはいつも、周りの目を気にして「こうしたらどう思われるんだろう？」とか「これを言ったら変に思われないかな？」なんて考えてしまいます。
それが一見無害に思えても、実は自分の健康や日々の生活にじわじわと影響を与えていることも少なくないんです。
例えばね、自分の決断が「本当に自分がやりたいから」ではなく、「周りがどう思うか」を優先した結果だと、自分の望む生き方からどんどん遠ざかってしまいます。
他人の目を気にして生きると、自分が「自分らしい」人生を生きている実感が持てなくなってしまうこともあります。
では、他人の評価を気にしすぎると、どんな影響があるのでしょうか？また、それから解放されるためにはどうすればいいのでしょうか？今日は、そのあたりを少し掘り下げて考えてみましょう。
心がどんどん疲れていく
まず、他人の評価を過剰に気にすることで、不安やストレスが増えてしまいます。例えば、SNSで「いいね」が少なかったときに落ち込んだり、失敗した時に「どう思われたかな」と心配しすぎたり。
こういう状況が続くと、どんどん心に余裕がなくなって、慢性的なストレス状態に陥りやすくなります。心のストレスは、放っておくと体にも出ますよね。頭が痛くなったり、お腹が痛くなったり。たかがストレスと侮ってはいけません。
気にしすぎるあまり、自分自身の考えに自信が持てなくなってしまい、人と話すときに「これを言ったらどう思われるかな」と考えすぎて結局何も言えなくなることもあるかもしれません。それって、本当に息苦しいですよね。
自分の価値が見えなくなる
他人の評価ばかり気にしていると、いつの間にか自分の価値が見えなくなってしまうこともあります。自分の意見を持つよりも、周りの意見に合わせてしまう結果、自尊心がどんどん低下していくんです。「自分には価値がない」なんて感じてしまうこともあるかもしれません。
仕事で成果を上げても、「他の人ならもっといい結果を出せたはずだ」なんて自分を責めてしまうと、その成果を誇りに思えなくなってしまいますよね。結果的に、自己否定が強まり、さらに自尊心が下がるという悪循環に陥ってしまうのです。
行動を制限してしまう
「こうしたら笑われるかも」「失敗したらどう思われるんだろう」と考えることで、挑戦することを諦めてしまうこともあります。新しい趣味を始めたいと思っても、「周りから変に思われるかな」と思って結局始められない。
そうやって自己表現の機会を逃してしまうと、自分が何をしたいのか分からなくなり、どんどん自己喪失感に陥ってしまうこともあるんです。
失敗を恐れることで、短期的には安心感が得られるかもしれませんが、新しい経験を得ることはできません。挑戦しないままでは、自分の未来に自ら制限をかけてしまうことになるんですよね。
他人の評価から解放されるには？
じゃあ、どうすれば他人の評価から解放されることができるのでしょうか？
まずは自己肯定感を高めること。これが本当に大事です。自分の価値を他人の評価に委ねるのではなく、まず自分を認めてあげることから始めてみましょう。
「今日は早起きできた」とか「仕事でちょっといいアイデアが出せた」とか、小さなことでも自分を褒めること。それが積み重なっていくことで、他人の評価に左右されにくくなるんです。
次に他人と自分を比較しないこと。誰かと比べて「自分はダメだ」と思うのではなく、昨日の自分と比べて少しでも成長していることを感じることが大切です。
SNSで他人の成功を見るとついつい自分と比べてしまいますが、自分は自分のペースで頑張っているんだ、と肯定してあげてください。
それから自分の価値観を明確にすること。自分にとって何が大切で、どんな人生を送りたいのかをはっきりさせることで、周りの意見に振り回されず、自分の判断を信じることができるようになります。大事なのは、自分が本当に大切にしたいことに集中することなんですよね。
最後に失敗を恐れないこと。失敗は成功へのステップです。失敗から学ぶことが自分の成長につながり、自己肯定感を高めることもできます。
たとえ失敗しても、それで自分の価値が下がるわけではないんです。むしろ、失敗を通して得た教訓が次の挑戦をより良いものにしてくれます。
まとめ
他人の評価を気にしすぎると、心も体も疲れてしまい、自分らしく生きることがよいじゃなくなります。でも、自分の価値をしっかりと認め、自分の目指す方向に向かって進むことで、他人の目から解放され、より自由に生きることができるようになるんです。
あ、ちなみにね、他人の評価を全く気にしない、私みたいな超楽天家になっちゃうと、それはそれで「ただの変なおじさん」ってなるから要注意です（笑）
息子たちには「おとうと一緒にいるとちょっと恥ずかしい！」なんて言われちゃうこともあります。まあ、何事もバランスが大切ってことですね。
