人生とは壮大な茶番劇|ポジくまのブログ

人生は壮大な茶番劇。なんでもやりたがりの好奇心の塊のただひたすらポジティブなだけの50代のオッサン。そんな変人の毎日をいかに楽しむかを真剣に考えるブログです。戦わず、争わず、楽しく生きる方法を探究しています。自称親バカ日本一。100歳まで生きてこの国の行く末を見てみたい。一度きりの人生を目一杯、楽しくおかしく過ごすヒントを提供できたらいいな。

言ったもん勝ちに対抗するには?|風の時代の生き方

最近は「声の大きい人が勝つ」という風潮が目立ちますよね。SNSやメディアが発達して、発信力のある人が情報を握り、その影響力で世論が動いてしまうこともあります。

でも、これからの「風の時代」ではどうでしょう?この「言ったもん勝ち」的なやり方がこれからも通用するのか、ちょっと立ち止まって考えたいところです。今日はそんな風の時代の特徴を踏まえて、これからの生き方について。

 

 

風の時代って、物質的な力や形のあるものに頼るのではなく、目に見えない価値を大事にする時代だと言われています。

これまでは、どれだけ声を大きくしたり、どれだけ強く主張できるかが成功の鍵とされていました。でも、これからは「どれだけ調和を生み出せるか」「どれだけ自分の本質に忠実に生きられるか」が大事になってくるようです。

事業に失敗して会社を畳んで何もなくなった私としては、この風の時代の生き方がとてもフィットしているように感じています。

戦うことや争うことはあまり好きじゃない性格なんです。じゃあなんでそんな奴が起業なんてしたのさ?というツッコミも多々ありますが、まぁ諸般の事情ってやつです。正直、そんな人間が起業したから失敗するのは当然だったのかもしれませんけどね。

 

「言ったもん勝ち」が生む課題

「言ったもん勝ち」って、一方的に主張することで正義のように見せかける部分がありますが、その陰で大切な声がかき消されてしまうことも多いです。例えば、選挙や公共の議論では、特定の意見だけが大きく取り上げられてしまい、他の価値観が見えなくなってしまうことがありますよね。

先週の兵庫県知事選挙でも、SNSを使った斎藤元彦知事の選挙活動が注目を集めていました。彼は批判的な声にほとんど反論せず、冷静な態度を保ち続けました。この姿勢が戦略的だったのか、それとも彼の信念だったのかはわかりませんが、その結果が良かったかどうかはあえてここでは触れません。

でも、批判に対して応戦せずに「スルー」し、他の陣営やコメンテーターのように相手を非難しなかったのは印象に残りました。これは選挙戦で好印象を与えるための作戦だったのかもしれませんね。

 

スルーは風の時代の戦略?

私の周りにも、事業に失敗したことを批判したり、揚げ足を取る人がいます。正直もうだいぶ前の話なので「どうでもよくない?」と思うんですが、過去のことを持ち出して叩いてくるんですよね。

もしドラえもんがいてタイムマシンを貸してくれたら対応もできるんでしょうけど、現実にはそんなことは無理。だから今までもスルーするしかありませんでした。それ以外の対処法がなかったわけですが、これが風の時代に入って風向きが変われば、もう少し楽になれるのかなと期待しています。

これまでの「地の時代」では、力強く反論し、相手を論破することが当たり前でした。でも「風の時代」では、それよりももっと柔軟さや軽やかさが求められているみたいです。

風の時代って、目に見えない価値、例えば情報や感性、人と人とのつながりが大切にされる時代なんです。対立を煽るのではなく、調和を目指し、固執せずに受け流す。

だからこそ、「スルーする」という選択肢が、これからの新しい戦略になっていくのかもしれません。批判に反応しないことで、感情的な議論に発展せずに済み、冷静さを保てるというメリットがあります。

これは信頼を築く上でもとても大事なことだと思います。反応しないことで、批判そのものの勢いを弱めることができるし、不毛な争いにエネルギーを使うよりも、自分にとって本当に大切なことに集中できるのではないでしょうか。

それに、スルーすることは自分自身の心の平穏を守るための手段でもありますよね。批判に反応すると、つい感情が揺さぶられてしまうこともあります。

でも、そうした感情的な消耗を避けることで、もっと穏やかな気持ちで日々を過ごせる。それこそが、風の時代が求める軽やかさなのかなって思います。

 

スルーが正解とは限らない

ただ、スルーがいつも正しいとは限りません。特に誤解やデマが広がってしまうと、黙っているだけではさらに炎上する恐れもありますよね。また、人権に関わるような重大な問題や、倫理的に見逃せない事態では、きちんと声を上げる必要があります。

だから、スルーするかどうかの判断は、その時その時の状況によるんだと思います。建設的な批判であれば素直に受け入れて、自分の成長の糧にすればいいし、根拠のない誹謗中傷なら、受け流して自分の軸を守るのがいいと思います。

誤解を解くためには、きちんと説明責任を果たして、関係者に安心感を与えることも必要ですよね。言うべきことは言いながらも、余計な感情的な対立は避ける。そういったバランス感覚が大事になってくるんでしょう。

 

風の時代に求められる在り方

これからの時代、私たちに求められるのは柔軟さと適応力です。「言ったもん勝ち」の時代はもう終わりに近づいていて、これからは冷静さや誠実さがより価値を持つ時代になっていくんだと思います。

何が本当に大切なのかをじっくり考えて、それに基づいて行動すること。流行に流されるのではなく、自分の価値観を大事にすること。自分の中に「軸」を持つこと。それがどんな状況でも迷わずに進むための力になると思います。

力で押し通すのではなく、風に乗るように軽やかに生きていく。そんな生き方が、周囲との関係を良好にして、自分自身の成長にもつながるのではないでしょうか。

そして、誠実さを忘れず、人とのつながりを広げていく。他の人の視点や感情に寄り添い、自己中心的な考えを捨てていく。どんな小さなことにも感謝する気持ちを持つことが、心の豊かさを育ててくれるんじゃないかなと思います。

 

まとめ

「言ったもん勝ち」が通用した時代から、「スルーする勇気」が求められる時代へと変わりつつあります。それは、ただ批判を無視することではなく、自分のエネルギーをどう使うかを見極めて、より自由で豊かな生き方を選ぶことです。

風の時代では、柔軟で冷静、そして調和を求める姿勢が、私たちを新しい未来へ導いてくれるでしょう。批判や困難に直面したときに、反論するのではなくスルーして、本当に大切なことに集中してみませんか。

あなたは、この風の時代をどう生きますか?批判に流されず、自分にとって大切なものに集中する勇気を持つ。そして、心の中にある大切な価値を見つめ直し、その価値に基づいて行動することで、より調和と自由に満ちた生き方を築いていきましょう。