助け合いの精神でみんな仲良くがいいよね
最近さ、ふと思ったんだよね。「謝る」っていうことの大切さについて。
取引先からクレームが入ったんだけど、報告を聞く限り、そこまで怒る内容ではなかった。ただ、担当したのがまだ20代の若手で、初動ミスがさらに先方の怒りに火をつけ、ガン切れして手に負えずボクに出動要請がやってきた。
落ち度があるのはこちらだから、当然平謝りをするしかなかったんだけど、ひたすら謝ってその後の関係修復はなんとかできた。この姿にやらかした張本人は感動してた。これでボクの株が上がった上に若手のOJTになり、結果オーライで大成功といったところだった。
実はボク、謝るの得意なんです。昔からクレーム処理をやってきた。ほとんどがボクに無関係なクレーム、または完全に濡れ衣を着せられえん罪として吊るし上げられたケースばかりだった。
悪いことしたら素直に謝る、これはボクたち日本人にとってすごく大事なことだと思う。欧米じゃ「謝ると負け」なんて言うこともあるみたい(最近は日本人でも普通にこういう人もいる)だけど、ボクたちには違う価値観があるよね。日本では、謝るって相手への思いやりであり、社会の調和を守るための大事な行動なんだと思う。
争ったりすることに無駄な時間やエネルギーを使いたくないし、謝って済むならこんな簡単なことないじゃんって思ってる。もちろん、勝ち負けにこだわらなきゃならないときもあるかもしれないけど、できればそういうのは避けたい。なるべく話し合いで解決する方法を選びたい。
和を重んじて助け合う
「相手を思いやること、和を大事にすること」、これが日本人らしい姿なんじゃないかなって思うんだよね。無駄に争うんじゃなくて、相手の立場に立って考える。そして、対立じゃなくて調和を目指して行動する。これが俺たちが大事にしている文化で、誇りに思うべきところなんじゃないかって思う。
例えばさ、うちの家族にもそんな思いやりの精神が根付いていることを感じた出来事があったんだ。長男も次男も、それぞれ財布を落としたことがあったんだけど、どちらもちゃんと誰かが届けてくれて無事に戻ってきたんだよね。こういう経験があると、「ああ、日本に生まれてよかったな、日本人でよかったな」って感じた。
年上も年下も関係なく敬う
年上を敬うこともそうだけど、年下を敬って労うことも大事。年上だけじゃなくて、年下にもちゃんと敬意を持って接することで、相手が年齢に関係なく自分を尊重してくれていると感じることができる。そうすると、自然と良い信頼関係が築けるんじゃないかな。
50代にもなれば、これから社会的に年配者としての立場を意識することが増えた。年下だろうが仕事関係ではすべてさん付けで呼ぶようにしてるし。まだまだ組織の中で必要とされないと食ってけないしね。
また、謙虚でいることも謝ることに通じる部分があると思う。謝るって、自分の非を認めることで、それにはやっぱり謙虚さが必要。心から謝ることで、お互いの関係がより良くなることもある。
助け合いの精神を大切に
「謝る」ってのは、自分が間違ったときに誠意を持って相手に向き合うこと。それは自分の責任を認める勇気でもあるし、相手との信頼を築くための大事な一歩だと思う。海外の一部の文化では、謝ることが弱さを見せると考えられることもあるみたいだけど、日本では謝ることでお互いに誠意を示し合い、関係を修復し、より良い未来を作る手段として大事にされている。
俺が謝ることを重視している理由は、無駄な争いを避けてみんなが仲良く助け合えるのが一番だって思っているから。年上を敬う気持ちや年下への気遣い、そして謙虚さ、全部つながってると思う。それが相手を思いやる心であり、社会の調和を育む行動なんだ。そして、それがボクたち日本人の誇るべき美徳だと思うし、そうであってほしい。
まとめ
助け合いの精神でみんな仲良く楽しく。争いや対立にエネルギーを使うより、話し合いや謝罪を通して和を大切にすることが大事だと思う。悪いことをしたら謝る。それは決して「負け」じゃなくて、誠実さの証し。みんなで助け合い、和を重んじるこの姿勢を、これからも大切にしていきたいなって思う。あくまで理想論ですけどね。